大野接骨院/ハートプラン研究所 | 上尾市の接骨院

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右橈骨頭骨折(レントゲンで判断しにくい症例)

70才女性、自転車で走行中、車と接触し転倒する。右肘を負傷した。救急搬送される。某病院にてギプス処置されるも疼痛著明となり我慢できず来院する。

前医x-pにてNot Particularといわれる。臨床的に関節内骨折も考えられる為、精査を近医にて再度レントゲンおよびCT検査を依頼する。疼痛は、肘関節損傷及び患部への衝撃による関節可動域制限をきたしていると推測できる。応急処置として徒手整復を行い、患部固定を施す。疼痛は激減し、可動域も改善する。精査後、x-p画像では骨折の判断が難しい。しかし、CT画像にて橈骨頭の骨折が確認される(図1、図2)。同医より後療依頼される。臨床的に骨折が疑われる場合はCTあるいはMRI検査も視野に考えることも必要と考える。

図1 X線像
右橈骨頭骨折 X線像
図2 CT画像
右橈骨頭骨折 CT画像