右足第4中足骨疲労骨折に対する超音波骨折治療の適応
20歳男性。陸上選手で、長距離を専攻し、ここのところランニング量が増大している。先日の大会競技中に右足背部に異常違和感と激痛が出現し、歩行痛も出現するため、近医にて精査する。スプリント固定をしてもらう。母親が早期治癒はないものかとネット検索中、当院のHPにヒットした。
来院し、骨折最新医療の超音波骨折治療法を希望。当院にて超音波診断装置にて超音波検査を行う。右第4中足骨骨幹部に明らかな骨折線を認める。再精査のため、某医紹介し、x-pを依頼する。しかし、疲労骨折早期のため、x-p画像診断においては、はっきりとした骨折は認められない。某医よりの後療依頼があり超音波骨折治療を開始した。
受傷10日後、レントゲン画像で仮骨形成が認められた。現在、加療・経過観察中。